北京的西瓜

北京的西瓜 デラックス版北京的西瓜 デラックス版
(Beijing de xigua/ぺきんのすいか/ぺきんてきすいか)
1989年/日本
【出演】ベンガル/もたいまさこ/
【監督】大林宣彦

【感想】 レンタル(12/24)
なにげなく借りてきましたが、意外にすさまじい映画でした。初めて目にしたタイトルでしたが、いいもん観させていただきました。

野菜を“見に”来た中国からの留学生との出会いから生活が一変してしまう八百屋さんのお話。実話に基づいてるってだけでも驚きなのに、この映画そのものがある事件の影響を受けていたことにも驚きました。
この映画、それぞれの出演者が同時にワイワイガヤガヤ喋るので、日常生活を垣間見てるようでした。ベンガルもすごかったですが、もたいさんの演技が素晴らしい!初めはちょっとした人助け程度だったのが、日に日に仕事もそっちのけで留学生のために走り回る旦那(ベンガル)に振り回される奥さんを見事に演じてます。“子供は母親の味方する”とベンガルのセリフにもありましたが、子供どころじゃなく私ももたいさんの味方をしたくなるくらい。留学生には感謝されて、そりゃぁ〜いいかもしんないけど、じゃぁ自分の家族はどうなってもいいのか?って感じ。
留学生に対する奥さんの憎しみにも近い感情は、旦那さんが入院したことで変わるのだけども、ホント、大変だったと思うよ。

本国へ帰った留学生が八百屋さん夫婦を中国へ招待してくれることになり、中国へ向かう飛行機でのシーンが出てきますが、そこで画面が真っ白に…。その場面は37秒も続きます。それだけでも十分何かが起こったのだとわかるのですが、ここからガラッと演出が変わります。ベンガルが状況説明をしてくれるのですが、今までいい流れで観てきたのに急に冷めちゃいました。大林監督なりの想いがあってそうしたらしいんだけど、もったいない気がしました。何が起こったのかって?中国で天安門事件が起こった年だったそうです。
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
Hedwig and the Angry Inch
2001年
アメリカ
【出演】ジョン・キャメロン・ミッチェル/マイケル・ピット
【監督】ジョン・キャメロン・ミッチェル

【内容】

【感想】
パッケージが気になってた映画のひとつ。ケバケバしいロックな感じにそそられた。

といっても、私はミュージカルの類は不得意でして、そういう映画(オフ・ブロードウェイで上演されてたロック・ミュージカルだったこと)とは知らずに観始めたんで、正直、どう観ていいのか戸惑った(苦笑)長いPVに主人公が歩んできた人生を重ね合わせてると思いながら観ることにした。それなりに観ることができた。しかし、ミュージカルを見慣れてない私は、その“間”を読めない。話がつながらない部分があったりね。これはいくつかカットされたシーンのせいだったりもする。借り物で済ませちゃダメってこと?(笑)
主人公(ヘドウィグ)の最初のヘアスタイルはちょっといただけなかったけど、あのヘアスタイル以外のヘドウィグは美しかった…。ぶっちゃけ『パーティ★モンスター』のマリリン・マンソン演じるクリスティーナとカブった。こっちの方があとだけど。
内容はこのド派手な衣装&メイクとはかけ離れた、愛、性別、政治、宗教…人間関係などなど、とても考えさせらるものだった。自分の片割れ探しをする中で、いろんなものを失ったり、愛する人たちに裏切られ続けたりね。この映画は1回観ただけじゃ、ちぃ〜っとも分かんない。何回か観るごとに“間”を読めるようになって、深みが増していく感じ。
音楽はカッコいい。ロックばっかりじゃなく、ちょっとしんみりしたのもあったり、1番好きなのは【Origin Of Love】だなぁ〜。詞がいい。プラトンの『饗宴』っていうのが基になってるらしい。【Angry Inch】もいいし、【Hedwig's Lament(ヘドウィグの嘆き)】もいい、自分の本当の姿を取り戻し、周りにいた人たちを解放する(この表現はあってるのか?)ときに流れた【Midnight Radio】は泣きそうになった。【Wicked Little Town(薄汚れた街)】はトミーver.の方が好きだな。

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