こころの湯

こころの湯こころの湯
Shower
1999年/中国
【出演】チュウ・シュイ(朱旭)/ジャン・ウー(姜武)/プー・ツンシン(濮存)
【監督】チャン・ヤン

【感想】 レンタル(11/8)
何度も観ている好きな映画の1つです。

出だしは都会の一角にある人間用洗車機(洗人機?)で全身を洗うシーンから始まります。初めて観たときは「失敗したかも…」なんて思ったりしたよ(笑)
まず弟(阿明)が兄(太明)に宛てて出した絵葉書をキッカケに、長い間帰郷していなかった兄が父親と弟のもとへ帰ってくるわけです。ちょっとした勘違いというか…紛らわしい絵だったからね(笑)
お父さんは下町で銭湯を営んでて、銭湯っていっても理髪やマッサージ、吸い玉治療(カッピング)、垢すりなんかもしてる大きな銭湯で常連さんもいっぱい。その常連さんたちの心の傷も癒してくれる銭湯です。
店を閉めてからお父さんと弟がするジョギング(かけっこ?)、お風呂のお掃除、お風呂でのもぐりっこ…観ているこっちは自然と微笑んでしまうくらい、ふたりはとっても楽しそう。お兄ちゃんはきっと『こんな田舎なんて!銭湯なんか!こんな弟がいるなんて!』どれもが嫌いで恥ずかしいと思ってたから家を出たんだと思うのね。だから結婚相手を家族と会わせたことがないし、お父さんとはギクシャクしてるし…。でもお父さんと弟、お父さんと常連さん、いろんな人との関わりをそばで見ているうちに考え方が変わって、お父さんとも和解できた。それなのに…。
ストーリーは淡々と進んでいって人によっては退屈かもしれないけど、身体の中からポカポカ温まる素敵なお話です。

余談ですが…。
弟は九代目林家正蔵にそっくりです(笑)初めて観たときはまだ襲名する前で『うわ!こぶ平だ!』って、そればっかり気になってたけど、この阿明役のジャン・ウーさんは『活きる』に出てきた娘の旦那さん(だったっけ?)なんだよね。あとで知って驚いた記憶が…だって、まったくの別人みたいなんだもの!ちなみに太明役のプー・ツンシンさんは“あっさりした勝野洋”みたいな感じです。
| タイトル【こ】 | 05:41 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
 
 
 
 
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1999年チャン・ヤン監督作・中国映画 心の芯まであったかくなるような人情物語・・中国の田舎町の‘清水池’という名の銭湯を営む父子・兄弟とそのご近所の人間ドラマだ。 まるで、大好きなトルナトーレ監督代表作「ニュー・シネマ・パラダイス」のようなノリだった
| 雑板屋 | 2005/12/14 7:04 AM |